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安易にサプリメントを子どもに与えることのデメリット [オススメ子どもサプリ]

サプリメントなどのいわゆる健康食品や、
特定保健用食品などは、
特定の成分を濃縮したもので、
日常の食事をきちんとした上での利用が前提です。

私たちの耳に馴染み深いビタミンやミネラルなども、
科学的根拠はほとんどが欠乏症に対する予防効果についてです。

ビタミンやミネラルはもちろん他の成分も、
どれくらいの量をとればどれくらいの効果があるのかという
科学的な根拠は、はっきりしていません。

中には安全性や有効性がはっきりしていない成分もあります。
しかもさまざまな人を対象にした研究も成人で得られたものが多く、
子ども対象で得られたものは極めて少ないのが現状だそうです。

まずは食習慣や生活全体を見直し、改善すべき点は改善した上で、
本当に必要なのかどうかを、慎重に考えたいものです。
子ども食生活.gif



数字や情報だけにとらわれないで

食事でどれだけの栄養価が摂取できたのか、
足りているのかいないのか、
育児書通りに成長できているのか、
真剣に考えれば考えるほど悩むものですよね。

摂取量などの基準値はあくまで目安。
ほぼ毎日規則正しく3度の食事と間食をきちんと食べている。
また主食・主菜・副菜とバランスよく食べていて、
機嫌よく過ごしていれば、
ほとんどの場合は神経質になるような深刻な問題にはならないと思います。

幼児に与えているサプリメントの内訳は、
ビタミン、ミネラルが主体で、その他で多いのは魚油でした。

例えば
「うちの子は、牛乳嫌いだし、成長のために」
と、カルシウム剤を子どもに与えるとします。
カルシウムは骨の成長に欠かせませんが、
他にもタンパク質やビタミンDなど様々な栄養素も必要です。
また運動等をして負荷を与えてこそ骨は強くなるのです。

また魚油の利用は、魚に含まれるDHAが
脳機能を活性化する作用に期待する気持ちが大きいのではないかと想像します。
しかし、何を食べれば脳の機能を活性化できるのかというだけでなく、
よく噛むことや調理をすることが脳の血流を良くして機能を活性化したり、
魚をきれいにほぐして食べる事が手先の器用さにもつながります。

確かに幼児期には、本能的にも酸味や苦みは苦手など、好き嫌いはあります。
一つの食材が食べられなくても、他の食材で補えればよいこと。
また時期がくれば食べら れるようになることもあります。

もちろん親として、時間をあけて再チャレンジするなど、
味覚を広げる努力は必要ですが、ゆったりと構えるおおらかさも必要 です。


また幼児は一度に食べられる量も少ない事がありますので、
1回の食事でどうしても偏りが出ると思う時には、
1日3回+間食の中でバランスを考えましょう。

一緒に食事を作ったり、味わったり、
日々の基本的な食習慣を大切にすることが、
何をどれだけ食べれば良いのかという健康管理や食文化を伝えることにつながります。


栄養素を口からいれればOKだと満足するのではなく、
食事リズムや運動、休息などの生活全体、
さらに子どもの情緒性や社会性など、生きる力を育てることにも目を向けていきましょう。


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