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子どもが虫歯にならない為の歯磨き方法 [子どもの歯磨きポイント]

どんなに丁寧にきれいに磨いても、1日1回ではむし歯を作ります。
2回でも作る子と作らない子がいます。
できれば3回以上磨いたほうが良いでしょう。
歯磨き.png
自分一人で磨けるようになるのは練習をしても小学校4~5年生からです。
練習をしていないと大人の人でもぜんぜん磨けていません。

小学校に上がるまでは「仕上げ磨き」ではありません。
「磨き直し」です。

小学校の1年生前後になると上手に歯を磨いているように見えますが、
実際はむし歯になりにくいところしか磨いていません。
やはり「仕上げ磨き」が必要です。

「仕上げ磨き」の時に歯磨き剤を使うとお口の中は泡だらけになってしまい、
実際に磨けているかどうかもわからなくなりますので、
歯磨き剤は使わないようにしましょう。

歯ブラシには水だけを付けて磨くようにしてください。
本人が歯磨きするときには歯磨き剤は使ってもかまわないですが、
少しだけにしましょう。

また歯磨き剤はフッ素入りを使った方が良いですね。



■□■ 前歯をみがく場合 ■□■
小さなお子さんはいやがることが多いものです。
これは歯ブラシで歯ぐきや小帯(唇と歯ぐきをつなぐスジ)を痛めることがよくあるためで、
そのために歯みがきぎらいの子供を作る原因のひとつになっています。

そこで前歯をみがく場合は上の歯では人さし指を歯にあてるか
親指や人差し指で歯ぐきの小帯を押さえるようにして、
指にそって歯ブラシを動かすとうまくみがくことができます。

歯を磨くのに強い力はいりません。
細かく歯ブラシを横に動かし、歯ブラシの毛先で軽く磨くのがこつです。
2本ずつみがくようにしましょう。


■□■ 上の前歯の裏側 ■□■
歯ブラシを立ててかき出すようにみがきます。
寝かせみがきを行っているときには、
保護者の方の 顔にしぶきがかかってしまいます。

そこで親指をそえて、歯ブラシを親指にあてるようにするとかかりません。
1本ずつ丁寧にみがいて下さい


■□■ 下の前歯 ■□■
下の前歯を磨くときも上の前歯の時と同様のみがき方で行いますが、
親指を歯の先端に当て指にそって歯ブラシを動かすとうまくみがくことができます。

下の前歯の裏側も歯ブラシを立てて1本ずつかき出すようにみがきます。
このときもしぶきが飛んでしまいます。

そこで人さし指をそえて、歯ブラシを人さし指にあてるようにすると
飛び散ることを防ぐことができます。


■□■ 上の奥歯 ■□■
上野奥歯の外側をみがく場合は
口を大きく開けるとあごの骨の構造上、歯ブラシが入りません。

かませるか、少しだけ口を開けさせて、磨くのがポイントです。

口を大きく開けさせて無理に磨くと痛いだけではなく
お口の中を傷つける恐れがありますので注意しましょう。

奥歯の溝はゴシゴシみがいてもかまいません。


■□■ 下の奥歯の裏側 ■□■
下の奥歯の裏側は、とても磨きづらいところです。
お子さんは歯ブラシを舌で押し出そうとします。

そこで、舌の裏側に歯ブラシを入れるようにしてみがきます。
うまく行かない場合は歯ブラシの毛先の短い物、5.5mm程度の物を使うようにしてください。
嘔吐反応が強い子供も同じです。


乳歯でも永久歯でも生えかけの奥歯は横から1本だけみがくようにしましょう。
6歳前後になると乳歯の奥に大人の歯が生えてきます。

これが6歳臼歯です。
6歳臼歯は1番大切な歯ですが、溝も深く複雑で、
むし歯になりやすい歯でもあります。

生えかけの6歳臼歯をみがく場合は口の横から歯ブラシを入れて、
一本だけをゴシゴシひっぱるようにみがきます。

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■□■ 歯みがきだけで大丈夫? ■□■
歯みがきの習慣がついたらまずは一安心です。
しかし、むし歯ゼロを保つことは、たいへん難しいことです。

むし歯予防の効果を上げる為には規則正しい食生活、
それと上手なフッ素の利用が有効な手段であることを忘れないでください。


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