子どもの皮膚病で怖い『とびひ』 [かかりやすい病気]
子どもの皮膚病の中で、とびひはこわい病気です。
感染力がとても強く、放置しておくと体のあちこちに、家事の飛び火のようにあっという間に広がってしまいます。
黄色ブドウ球菌や溶血性レンサ球菌が、あせもや湿疹、虫さされ、傷口などに感染し、かさぶたや水ぶくれができます。
かゆみが強く、かきむしると、中の菌が飛び散り、他の皮膚に感染してしまい、次々に新しい水ぶくれをつくってしまうのです。
プールに入ったり、他の子どもに菌のついた手で触れることで、他の子どもにも感染をさせてしまうので要注意です。
とびひになってしまったら、水ぶくれをガーゼで覆ったり、抗生物質を塗ったりします。
広がってしまう前に、早めに治療しましょう。。
塗り薬だけでは治らないので、抗生物質の内服も必要で、最低1週間から10日以上は飲み続けてください。
数日すると乾燥してきますが、内服をあまり早く中止すると再発することがあります。
感染力がとても強く、放置しておくと体のあちこちに、家事の飛び火のようにあっという間に広がってしまいます。
黄色ブドウ球菌や溶血性レンサ球菌が、あせもや湿疹、虫さされ、傷口などに感染し、かさぶたや水ぶくれができます。
かゆみが強く、かきむしると、中の菌が飛び散り、他の皮膚に感染してしまい、次々に新しい水ぶくれをつくってしまうのです。
プールに入ったり、他の子どもに菌のついた手で触れることで、他の子どもにも感染をさせてしまうので要注意です。
とびひになってしまったら、水ぶくれをガーゼで覆ったり、抗生物質を塗ったりします。
広がってしまう前に、早めに治療しましょう。。
塗り薬だけでは治らないので、抗生物質の内服も必要で、最低1週間から10日以上は飲み続けてください。
数日すると乾燥してきますが、内服をあまり早く中止すると再発することがあります。
子どもがかかりやすい夏風邪 『ヘルパンギーナ』 [かかりやすい病気]
ヘルパンギーナは、小さな子ども(1才前後から10才まで)のに多く見られる病気です。
子どもがかかりやすい代表的な夏風邪で、70%もの子どもが4才までに感染すると言われています。
39度の高熱が突然出て、のどの奥にたくさん小さな水ぶくれができます。
特徴的なのは、水ぶくれが破れて潰瘍になり、痛くて不機嫌になることが多いことです。
2、3日で熱は下がり、1週間ほどで水ぶくれは治まります。
たくさんよだれが出るようになり、飲食もしにくくなります。
自然に治る病気なので、特効薬はありません。
高熱が出ることもあるので、水分だけは食欲がなくてもとらせるようにしてください。
脱水を起こさないよう水分補給を心がけ、刺激の少ない口当たりの良い食べ物を与えましょう。
無菌性髄膜炎の心配もありますので、嘔吐や、機嫌の悪い状態が長く続いたり、40度を越す高熱が続く場合は、医師の診察を早めに受けてください。
兄弟がいる場合や、周囲の人は、発熱して2、3日までが感染しやすい時期ですので、注意が必要です。
手洗い、うがいをしっかりと行い、予防しましょう。
治ってからもしばらくの間(おむつ交換時など)は、しっかりと手洗いを、手に触れた後にはする必要があります。
感染してから1ヶ月ほど、患者の便にはウィルスが出ている可能性があります。
子どもがかかりやすい代表的な夏風邪で、70%もの子どもが4才までに感染すると言われています。
39度の高熱が突然出て、のどの奥にたくさん小さな水ぶくれができます。
特徴的なのは、水ぶくれが破れて潰瘍になり、痛くて不機嫌になることが多いことです。
2、3日で熱は下がり、1週間ほどで水ぶくれは治まります。
たくさんよだれが出るようになり、飲食もしにくくなります。
自然に治る病気なので、特効薬はありません。
高熱が出ることもあるので、水分だけは食欲がなくてもとらせるようにしてください。
脱水を起こさないよう水分補給を心がけ、刺激の少ない口当たりの良い食べ物を与えましょう。
無菌性髄膜炎の心配もありますので、嘔吐や、機嫌の悪い状態が長く続いたり、40度を越す高熱が続く場合は、医師の診察を早めに受けてください。
兄弟がいる場合や、周囲の人は、発熱して2、3日までが感染しやすい時期ですので、注意が必要です。
手洗い、うがいをしっかりと行い、予防しましょう。
治ってからもしばらくの間(おむつ交換時など)は、しっかりと手洗いを、手に触れた後にはする必要があります。
感染してから1ヶ月ほど、患者の便にはウィルスが出ている可能性があります。
合併症が怖い『おたふく風邪』 [かかりやすい病気]
ムンプスウィルス(おたふく風邪ウィルス)に感染して起こる病気が、おたふく風邪です。
潜伏期間は2週間程度で、子どもに多い病気です。
比較的感染力は弱く、不顕性感染(感染しても症状が出ない)の場合もあります。
子ども(3~10才)の発症が多く、乳児(1才以下)には不顕性感染が多い病気と言われています。
耳下腺(耳の下)から、ほお、あご、あごの両側、(もしくは片側)がはれて痛む症状があります。
高熱(38度から39度)が出る場合もあります。
2、3日で熱は下がり、1週間ほどではれや痛みも治まります。
合併症が怖く、無菌性髄膜炎や難聴などになる場合があります。
睾丸炎(男性)、卵巣炎(女性)を起こすことが、思春期以降にかかるとあります。
治療方法としては、はれているところを、冷湿布をしたり、濡れタオルで冷やしたりすると少しは痛みが和らぎます。
食事はあごを動かすと痛いので、なるべくかまずに飲み込める、やわらかくて消化の良いものが良いでしょう。
1才を過ぎれば予防接種することができます。
接種してもかかってしまう場合もありますが、軽い症状で済みます。
潜伏期間は2週間程度で、子どもに多い病気です。
比較的感染力は弱く、不顕性感染(感染しても症状が出ない)の場合もあります。
子ども(3~10才)の発症が多く、乳児(1才以下)には不顕性感染が多い病気と言われています。
耳下腺(耳の下)から、ほお、あご、あごの両側、(もしくは片側)がはれて痛む症状があります。
高熱(38度から39度)が出る場合もあります。
2、3日で熱は下がり、1週間ほどではれや痛みも治まります。
合併症が怖く、無菌性髄膜炎や難聴などになる場合があります。
睾丸炎(男性)、卵巣炎(女性)を起こすことが、思春期以降にかかるとあります。
治療方法としては、はれているところを、冷湿布をしたり、濡れタオルで冷やしたりすると少しは痛みが和らぎます。
食事はあごを動かすと痛いので、なるべくかまずに飲み込める、やわらかくて消化の良いものが良いでしょう。
1才を過ぎれば予防接種することができます。
接種してもかかってしまう場合もありますが、軽い症状で済みます。
予防接種が防ぐ『カギ』 インフルエンザ脳症 [かかりやすい病気]
脳炎や脳症は、子どもが痙攣や、突然意識障害を起こしたりする病気です。
数百人の子どもが、毎年発病し、後遺症が残る確率は25%、死亡率は50%にのぼっています。
インフルエンザ脳症はとても怖い病気なのです。
意識障害や、痙攣を伴う場合もあり、インフルエンザにかかった後、2日以内に発症することが多いです。
区別しにくいですが、症状の重さや持続時間などで、高熱時のうわごとや熱性けいれんなどとは区別されます。
恐ろしい病気で、回復後も、知能や運動機能に障害が残ってしまうこともあります。
根本的な治療法は現在の段階ではありません。
他の国では解熱剤としては強すぎて使われていない、ボルタレンやポンタ-ルなどの薬を日本では使っていました。
日本でしか100人を越える発症は見られないため、解熱剤が原因なのではないかと考えられています。
現在は、解熱剤としてはアセトアミノフェンという薬以外は、原則として使わないことになっています。
薬の確認や予防接種がインフルエンザ脳症を防ぐためには大切です。
薬の名前を必ず確認してから使用し、自分の判断で大人や上の子どもの解熱剤を使用するのもやめましょう。
毎年流行するインフルエンザ! [かかりやすい病気]
子どもの病気の中で、毎年流行するインフルエンザは、気をつけなければいけない病気のひとつです。
小さな子どもやお年寄りには注意が必要です。
インフルエンザから命にかかわる病気になる場合もあるのです。
ウィルスや症状などが、インフルエンザと風邪では大きく異なります。
喉や鼻などから、色々なウィルスに感染することにより、鼻の穴から喉の奥までの炎症が起こることが通常の風邪です。
ほとんどが接触感染で感染し、潜伏期間は4、5日程度です。
鼻水や咳などの症状があり、特徴的なのは透明感がある鼻水です。
熱は37度代から38度代で、症状は次第に重くなっていきます。
肺や気管支などの呼吸器の病気がインフルエンザです。
空気感染で、A、B、C型のインフルエンザの感染により起こります。
潜伏期間は1~3日程度で、感染力が強く、38度以上の高熱が突然出て、寒気や筋肉痛、全身のだるさなどを伴います。
鼻水は濁った色(黄色や緑色)で、全身症状が出た後、咳や鼻水の症状が出ることが多いです。
2、3日で症状は落ち着き、1週間ほど熱が続きます。
インフルエンザが疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。
小さな子どもやお年寄りには注意が必要です。
インフルエンザから命にかかわる病気になる場合もあるのです。
ウィルスや症状などが、インフルエンザと風邪では大きく異なります。
喉や鼻などから、色々なウィルスに感染することにより、鼻の穴から喉の奥までの炎症が起こることが通常の風邪です。
ほとんどが接触感染で感染し、潜伏期間は4、5日程度です。
鼻水や咳などの症状があり、特徴的なのは透明感がある鼻水です。
熱は37度代から38度代で、症状は次第に重くなっていきます。
肺や気管支などの呼吸器の病気がインフルエンザです。
空気感染で、A、B、C型のインフルエンザの感染により起こります。
潜伏期間は1~3日程度で、感染力が強く、38度以上の高熱が突然出て、寒気や筋肉痛、全身のだるさなどを伴います。
鼻水は濁った色(黄色や緑色)で、全身症状が出た後、咳や鼻水の症状が出ることが多いです。
2、3日で症状は落ち着き、1週間ほど熱が続きます。
インフルエンザが疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。